2010年6月8日火曜日

国民の真意は?

 鳩山由紀夫が首相を辞任し、菅直人が後任の首相に就任した。鳩山はみずからの辞任のおもな理由として、「普天間」と「政治と金」の問題をあげた。菅は普天間問題について、鳩山政権がまとめた日米共同声明を踏襲すると言う。すなわち首相が鳩山から菅に替わったことで、普天間問題は何も変わらないということだ。
 にもかかわらず、世論調査では6割近い人が菅に期待し、民主党に対する支持率もV字回復しているらしい。これではっきりしたことは、日本国民の多くは、沖縄の基地をなくすことについて、どうでもよいと思っているということだ。鳩山の罪は、基地の沖縄県外移設を果たせなかったことにあるのではなく、アメリカとの間をこじらせ、アメリカを怒らせたことにあると、多くの日本国民は思っているということだ。来たる参議院選挙で、筋を通した社民党が票をのばすようなことがなければ、逆に票を減らすようなことになれば、日本国民の真意はよりはっきりする。

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